ぺんさんの殴り書き日記

アラサー男子。旅行、語学、経済のことなど。

台湾で合い鍵をつくりました

今、僕が台湾で借りている家は、

 

1. 建物の入口のドアの鍵

2. 自分の住んでいる階の入口の鍵

3. 自分の家のドアの鍵

 

以上、三つの鍵がないと入れない構造になっています。

 

三つ鍵があるので、かさばってしかたがないです。

非常に邪魔です。まあ、中華圏はこういう文化なので仕方ないのでしょうが・・・。

 

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大家さんからは、スペアの鍵ももらいました。

しかし、「2. 自分の住んでいる階の入口の鍵」はスペアの鍵がないと言われたので、自分でスペアのキーをつくりに行くことにしました。

 

最初、家の近くにあった鍵屋さんに行くと、「ここではこのタイプの鍵の型はないから、この鍵をつくった鍵屋さんに行ってみて」みたいなことを言われました。

その鍵には、鍵を作った鍵屋さんの名前と電話番号が書いてあったので、ネットで検索して、実際に行ってみました。

家から歩いて行けるところにあったのが救いでした。

 

鍵屋さんに行き、この鍵を複製してくださいというと、1分後にはすでに完成。

値段は100元(約360円)でした。

普段使っている鍵をなくしても、スペアの鍵があるので安心です。

もちろん無くさないことにこしたことはありませんが・・・。

 

株価下落時に、買い向かっていったら胃の調子が・・・

経済・金融については、あまり適当なことを書きたくないので、普段、株式投資のことについては書かないことにしています。

ですが、今回は相場変動時の自分の対応や思ったことを、自分のための備忘録として残しておこうと思います。

 

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ヤンゴン証券取引所(2016年撮影)

 

 

最高値から30%近く下がったので、買い向かうことに

3月中旬にダウ平均株価が最高値から30%近く下落しました。

たしか、2008年の金融危機の時には最高値から51.8%下落したと記憶しています。

 

投資を始めてから10年以上経ちましたが、正直まだまだ経験不足です。

これまでの自分の少ない経験から言えることは、欲をかくと買うタイミングを間違ったり、判断ミスをするということです。

あくまで、冷静に考えて出した(冷静かどうか分かりませんが・・・)「最高値から30%下落したら購入する」というルールを今回は適応して、ルール通り淡々と買い向かってみました。

 

2008年の金融危機では最高値から50%下がってから、底打ちしました。

今回のコロナショックでは、最高値から数十%下がったら買い向かって行ってもいいだろうと考えていました。長期で見れば問題ないだろうというのが僕自身の判断でした。

幸い、2015年あたりに、持ち分の半分近くを現金化していたので、今回買い向かっていく資金になりました。

 

 

かなりのストレスで胃が・・・

しかし、相場が下落し、毎日10%近く変動している中で買い向かっていくのはかなりのストレスになりました。

さらに、イタリア・フランス・アメリカなどでの感染者数の増加・経済の減速具合が全くつかめませんでした。

 

1週間近くの間、少しずつ分けて買い増していったのですが、数日目あたりで胸のあたりがムカムカしてきました。翌日分かったのですが、どうもストレスで胃炎気味になっているようでした。日本から持ってきた胃薬(セルベックス)を飲んで、少し症状は回復しました。

 

久しぶりの株購入でしたが、危機レベルになるとやはり胃もストレスで悲鳴をあげるのですね・・・。

日本で働いていた時以来、久々に胃薬を飲みました。

 

今回の購入タイミングが良かったかは、5年後、あるいは10年後に分かるでしょう。長い目で見たら、最高のタイミングだったと思えたらなによりです。

 

 

自分の投資の際の弱点

これは自分への戒めの言葉なのですが、

 

1. 購入タイミングがいつも早い、早い、早い!

2. 売りのタイミングも若干早い!

 

この2点は常に気をつけていきたいと思います。

 

株式投資にも比較的せっかちな自分の性格が反映されています・・・。

 

 

最終的に株式保有率を8割以上に

台湾人の友達に経済学修士卒の友達がいます。彼も台湾の株式などを保有しているようです。

最近、株式保有率を8割以上にしたという話をしたら、リスクが高すぎると言われました。

そう言われると、我ながらかなりのリスクを取っているなと思いました。

 

リーマンショック後に、株式保有率100%にした僕にとっては、80%程度なんてたいしたことがないと思っていたのですが・・・。

果たして僕はギャンブラーなのでしょうか???

 

ポートフォリオの組み方は人それぞれ個性が出ると思います。

やはり債券もある程度組み入れた方がいいんでしょうかね~。

 

でも金利が低い(=債券高)ので、買う理由もないなと思ってしまう僕でした。

 

 

先月から台湾に住んでいるのですが・・・。台湾入国時は14日間、隔離されることに

大学のルールで6月末まで出国禁止?(3月16日現在)

さて、2月から台湾に住んで、台北の大学で中国語を勉強しているのですが、なんと、3月16日に、僕の通っている大学で新しいルールができました。

 

僕の通っている大学の学生・教職員は、6月末まで台湾出国禁止になりました。

台湾のほぼすべての学校で同じような措置がとられているようです。

 

どうしても出国が必要な場合には、

・大学とコースの中断、学費の一部返還を含めた話し合いを検討

・台湾に戻ってから14日間自宅で経過観察後、通学可能

という点を考慮する必要があるようです。

 

僕の場合は4月に日本に一時帰国してコンサートを見る予定を立てていました。

台湾政府自体は日本からの入国禁止措置はとっていないので(3月16日現在)、台湾入国は今のところ問題ありませんが、授業に2週間参加できないのでは仕方がありません。

そもそも日本での4月のコンサートも延期される可能性がありますし・・・。

どっちみち、台湾でゆっくりすることになると思います。

 

 

翌日の台湾政府の発表、、、

日本から台湾に入国する場合は14日間隔離されることに・・・

3月17日に日本に対する台湾政府の警戒レベルがレベル2からレベル3に上がり、日本から台湾に入国する場合には、14日間隔離されることになりました。

 

今週、海外から台湾に帰国した人のうち、数十人がコロナウイルスに感染していて、台湾の感染者数が合計100人を超してしまったのも、警戒レベルを上げた一つの原因かもしれません。

 

これで日本に一時帰国することは事実上不可能になってしまいました。

仕方がないので、台湾での生活を楽しみたいと思います。

 

 

台湾もマスクは不足しています

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マスクを求め、並ぶ台湾の人々(2月撮影)

日本でもマスクは買えないようですが、台湾でも同じ状況です。

台湾でマスクを買うには、台湾の健康保険証を提示して、薬局に並ばなければなりません。2月は1週間に2枚購入することが可能でした。3月からは1週間に3枚購入できるようになったようですが。

 

僕は台湾の健康保険証や居留證を持ってないので、対象外ですが・・・。

 

日本から持ってきたマスクがいくらかあるので、それを台所用中性洗剤で洗って再利用するなどしています。

 

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口罩(マスク)だけでなく、酒精(アルコール)も売り切れ

 

 

墾丁で中国語1日ツアーに参加

墾丁(ケンティン・Kěndīng)

墾丁では、kkdayという旅行会社の「墾丁混載車1日ツアー(中国語)」に参加しました。

 

参加者は僕を含めて計6人。僕以外はみんさん香港からのお客さんでした。

 

すべて中国語での説明でしたが、HSK5級を勉強し始めた僕でも観光地の紹介はほぼ聞き取ることができました。

中国語が話せなくても、翻訳アプリを使ったり、集合時間などを紙に書くなどして、ドライバーさんと確認し合えば問題なく参加することができると思います。

 

当日の朝、時間通りにホテルに迎えに来てくれました。

夕日が沈んだ後、最後の観光地を出発し解散となりました。

 

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ツアーの車両

 

 

ツアーの行程

船帆石(Sail Rock)

砂島(Shadao Beach)

鵝鑾鼻公園(がらんび公園)(Cape Eluanbi)

龍磐公園(Longpan Park)

後壁湖(Houbi Lake)→昼食

貓鼻頭公園(Maobitou Park)

出火(Chuhuo Eternal Flame)

阿嘉の家(映画「海角七号」撮影スポット)

白沙湾(白沙灣)(Baisha beach)

関山(關山)(Guanshan)

 

 

船帆石(Sail Rock)

まずは最初の観光地へ。

アメリカの元ニクソン大統領の横顔に見えることから「ニクソンの頭」と呼ばれています。

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ニクソンの頭

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周辺の海辺もきれい

 

 

砂島(Shadao Beach)

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砂島

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珊瑚の岩?

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きれいなお花も一緒に撮影

 

 

鵝鑾鼻公園(がらんび公園)(Cape Eluanbi)

台湾最南端の岬にあります。

灯台は太平洋戦争中、米軍に空襲されたため、現在建っているものは戦後に再建されたものです。

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鵝鑾鼻灯台

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きれいな景色。まるでケープタウンのよう

 

この公園の近くには、台湾最南端の碑があります。公園を見終わった後、ツアー車で連れて行ってもらいました。

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台湾最南端の碑

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海はこんな感じ

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台湾最南端

 

龍磐公園(Longpan Park)

僕はこの公園からの眺めが一番気に入りました。

崖になっていて、海から強い風が吹いてきました。帽子を飛ばされないように注意してくださいね。

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龍磐公園

 

 

後壁湖(Houbi Lake)で昼食

恒春区漁会の建物の中にはたくさんの食事処があります。

ツアーではみんなでその中の一つに入りました。日本語のメニューもあったので、中国語が読めない方でも安心して注文できます。

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恒春区漁会の中には食事処がたくさん

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このお店で食べました

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イカの炒め物のセット

僕はイカの炒め物を注文しました。ご飯とタマネギのおかずがついてきました。

なかなかおいしかったです。

全部で150元くらいだったと思います、たしか・・・。

 

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写真奥に台湾第三原子力発電所が見えます

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漁港から南に走ると、道路脇には原発の出水口

 

 

貓鼻頭公園(Maobitou Park)

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海に落ちた礁石が、海の彼方を向いて伏せている猫の姿に似ているので、貓鼻頭というらしいのです。

なんとなく猫に見えるような見えないような・・・。

他の参加者の人たちも、どこが猫なんだ?と言っているような感じでした。

 

 

出火(Chuhuo Eternal Flame)

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出火

泥岩層の割れ目から地底の天然ガスが漏れ出て、それに火が付いているようです。

見学はふーん、といった感じで終わりました。

特に感動もありませんでした・・・(笑)

 

 

阿嘉の家(映画「海角七号」撮影スポット)

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阿嘉の家(映画「海角七号」撮影スポット)

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映画「海角七号」は2008年に公開された映画で、日本人の女優・田中千絵さんがヒロインとして出演した映画だそうです。

台湾史上「タイタニック」に次ぐ第二位の興行収入を記録した映画だそうです。

 

 

洋蔥冰淇淋

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「洋蔥冰淇淋」は「阿嘉の家」のすぐ近くにあるドライバーさんおすすめのアイスクリーム屋さんです。たまねぎを使ったアイスクリームのお店です。

もともとはお父さんが娘の健康を考えてつくったアイスクリームだそうです。

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たまねぎが入っているので、少しなめらかな感じのアイスでした。味も美味しかったです。100元くらいだったと思います。

 

たまねぎアイスクリームを食べ終わったあと、少し時間があったので散歩してみました。

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恒春城の南門

 

 

白沙湾(白沙灣)(Baisha beach)

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夕方近くの浜辺

 

 

関山(關山)(Guanshan)

最後の目的地は関山でした。あいにく、当日は雲が多く、きれいな夕日を見ることができませんでした。

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楽しい墾丁1日ツアーになりました。

 

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今回僕が参加したkkdayのツアーは以下のリンクから予約することができます。

 

【台湾南部】墾丁(ケンティン)混載車1日ツアー:白沙湾・鵝鑾鼻公園...

 

墾丁の名所が網羅されているので、効率的に回りたい方は活用してみてはいかがでしょうか。

 

墾丁へ2泊3日旅行(台中から墾丁へ)

墾丁(ケンティン・Kěndīng)

これは2019年秋に台中に住んでいる時に、墾丁に行ったお話です。

 

墾丁は台湾南部にあるリゾート地です。

 

金曜日の午前中に学校の授業が終わったので、台中から高速鉄道に乗り、高雄市の高速鐵道左營駅まで行き、墾丁快綫のバスで墾丁夜市まで行きました。

そして、墾丁夜市付近のカプセルホテルに泊まりました。

 

土曜日はkkdayの中国語 墾丁混載車1日ツアーに参加しました。

 

日曜日は早朝の墾丁快綫に乗り、お昼前には台中に戻ってきました。

 

 

台中から墾丁までは意外と遠い

これまで何回も台湾に来ていますが、墾丁は高雄からですらバスで2時間以上かかるので、行ったことがありませんでした。せっかく台中に住んでいるので、今のうちに行っておこうと思い、今回行ってみることにしました。

ちなみに、台中から墾丁までは300kmあるようです。

 

kkdayのサイトでオプショナルツアーを見ていたら、墾丁一日ツアーがあることが分かり、これで主要な観光地だけでも回ってみようと思いました。

 

 

新幹線で台中から高雄(左營)へ

まずは台中から高速鉄道(新幹線)に乗り、高雄の左營駅まで行きました。

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高速鉄道台中駅

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新幹線で左營を目指します

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新幹線で台中駅で買ったロイヤルホストの弁当を食べました(TWD150)

 

 

左營駅で墾丁快線(バス)に乗り換え

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左營駅の2番出口を出たところに墾丁快線のチケットカウンターが

紙チケットもあるようですが、悠遊カード(ヨーヨーカード)を持っている人は、カウンターで悠遊カードを見せると、悠遊カードを登録してくれます。あとはカウンターで告げられた時刻のバスに乗ります。

バスの乗車時・降車時に運転席横のセンサーに悠遊カードをかざせばカードからお金が引かれて決済されます。

行きと帰り、同じ悠遊カードを使うと少し割引になり、たしか往復でTWD600になったはずです。乗る前にはチャージを忘れないようにしておきましょう。

 

www.taiwantrip.com.tw

↑このページでは日本語や英語でもバスの時刻表などを確認することができるので便利です。停車するバス停をクリックすると運行ルートの地図も出てきます。

 

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台湾好行のバス

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行きのバスはこんな感じでした

だいたい2時間で墾丁夜市に着きました。

台中を14時前に出ましたが、墾丁には18時頃に着きました。やはり少し遠い感じがしますね。

 

僕は「墾丁牌樓」というバス停で降りました。墾丁夜市の入口に位置する場所で、付近には浜辺もありました。

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墾丁牌樓近くの浜辺

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墾丁牌樓付近の昼間の様子

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帰りのバス。最前列に座りました

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途中の景色(枋寮付近)

 

墾丁夜市

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墾丁夜市。夜になると大通りにお店が広がります

 

 

カプセルホテル形式の宿に宿泊

ネットでリサーチしてみて、墾丁夜市の付近に滞在するのが便利だと判断しました。

 

今回は「墾丁・星空太空艙」というカプセルホテルに泊まりました。

agodaの日本語版などではホテル名が「カプセルホテル」としか表示されないようですが・・・。

たしか、1泊2500円前後で泊まれたはずです。きれいですし、立地も悪くないです。

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墾丁 星空太空艙

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室内はこんな感じ

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日本のカプセルホテルと変わりないです

 

 

以下のリンクから予約することができます。ぜひ見てみてください。

・agoda

墾丁 星空太空艙

・expedia

墾丁 星空太空艙

 

 

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次の記事では、中国語のみの墾丁混載車1日ツアーに参加したお話を紹介したいと思います。

 

【読書】ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅

ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅

中経の文庫 – 2019/3/22発行
下川 裕治 (著), 中田 浩資 (写真)

 

 

また旅行本を買ってしまった・・・

先月(2019年12月)、インドに行ってきたのですが、帰りに新宿の紀伊國屋書店でこの本を見かけ、つい買ってしまいました。

インド旅行を最後に、しばらくは、数千キロ以上離れた場所への海外旅行はやめておこうと考えていました。

しかし、僕のシルクロードのアジア側への興味は相変わらず衰えません。

今度はインドの隣のパキスタンに行きたいという気持ちが強くなっています。こんな自分に少しがっかりしています。

 

パキスタンはほぼ全土が外務省の安全情報ではレベル2になっていて、アフガニスタン国境に近づくと最高レベルのレベル4まで上がります。なので、尻込みしています。

きちんとガイドさんをつけて、レベル2の部分を旅行する分には比較的安全かと考えていますが。

人口は2億人で、世界6位です。かなりの人口大国でもあります。

 

 

この本の感想

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パキスタンまで数百キロのカラクリ湖(新疆ウイグル自治区
玄奘三尊のルートを巡る旅

この本では玄奘三尊が旅した道をできるだけ忠実に回るという旅にチャレンジしています。中国の西安から始まり、新疆ウイグル自治区を通り、キルギスウズベキスタンを抜け、パキスタン、インドのガヤまで行くという旅をしています。

そして、著者の下川さんは、インドから飛行機で直接日本に帰るのではなく、玄奘西安に帰るのと同じルートで帰るというとんでもない旅をしています。

 

僕自身も敦煌甘粛省)や新疆ウイグル自治区ウズベキスタン、インドに旅行したことがあり、この本で通る街の半分くらいには実際行ったことがあります。

しかし、僕が下川さんのようなバックパッカーと違う点は、

・安宿を使わない

・飛行機があったら迷わず飛行機に乗る

という点です。

 

どうしても、3つ星以上のホテルを使ってしまうのが、僕のスタイルです。

数時間のバス移動なら問題ありませんが、数百キロ以上離れていて、飛行機があるなら、飛行機でさらっと移動してしまいます。

 

街の雰囲気が伝わってくる

この本では、最新の国境の情報や、街中の様子、警備の具合など、旅の中で感じたいろいろな印象を、様々な角度から考察し書き下ろしています。

シルクロードを旅したことのある僕としても、他の旅行者がどう感じたのかという確認や、うすうす感じていたけどやっぱりそうだよねといった賛同など、さまざまな視点から追体験することができたので楽しかったです。

 

特に、インド列車って深いなと思いました。数日後に列車に乗りたい場合、駅に行っても空席がほとんど残っていないようです。

僕自身は隣国のミャンマーのローカル線に二回乗ったことがありますが、短距離だったので、切符は比較的簡単に買えました。

しかも、ヤンゴン中央駅であれば、外国人向け(ファーストクラス向けだったかな・・・?)の窓口があり、ほぼ並ばずに切符を買うことができました。

中国でも高速鉄道の切符を買うのに30分以上並んだことがありますが、こちらも平日の近距離だったので、切符の残りはありました。

 

この本を読んで、インドの長距離路線はそんなにも予約・乗り方が大変なのかという印象を受けました。僕は普通のバックパッカーがやるようなそこまでがっつりとした旅はしたことがありません。少し違う世界をのぞけたような気がしました。

 

これからシルクロード周辺を散策しようとしている人にもおすすめの本です。

 

 

【読書】最後の英語やり直し!

最後の英語やり直し! 

毎日新聞社 2014/2/27出版
勝間 和代 (著)

 

英語に触れる時間が圧倒的に少ない

最近、勝間和代さんのYouTubeが面白くて、毎日見ています。

その中で、勝間和代さんが英語の勉強方法について語っている動画があり、日本人の英語学習には圧倒的に英語に触れる時間が少ないと語っていました。

たとえば、学校で一時間英語を勉強するとします。

おそらく、日本語に目を通したり、日本語の解説を聞いている時間の方が長いと思います。これでは本当に英語に触れている時間は少ないです。おそらく10分、20分でしょう。

そうではなくて、英語自体に触れる時間を増やしましょうというお話でした。

 

勝間和代さんは、本の中で、データを出して、語学を1000時間ほど勉強すると上級レベルにすることができると解説しています。

1000時間を捻出するためには、

1日1時間で3年間

1日3時間で1年間

毎日30分外国人とスカイプで英語を話して勉強するという方法もありますが、それだけでは圧倒的に英語に触れている時間数が足りないということになりますね。

 

 

語彙数を増やす

文法、発音、語彙数の三要素で考えたときに、

文法、発音に関しては改善できる余地がそれほど多くなく、語彙数を増やす方が圧倒的にコストパフォーマンスがよいと解説しています。

やはり、語彙数を積むと、理解できる内容がかなり多くなるようです。

 

僕の例なので参考になるかわかりませんが・・・

英語・・・英検1級の単語帳(+2400語)を覚えることで、準1級の単語しか知らなかった時と比べると、観光地の解説案内板をほぼ難なく理解できるようになった。

中国語・・・HSK6級の単語帳(+2500語)を流し読みすることで、台湾人YouTuberが話している単語のかなりの部分の意味が予想できるようになった。 

 

 

僕の今の状況

・台湾に一年間ワーキングホリデーに行くので、中国語のレベルを上げなくてはならない

・英語を普段使っていないので、レベルが下がってきている

 

 

中国語のレベルに関しては、僕は中級レベルを勉強しています。

HSK5級、6級の単語帳を勉強しています。

ーーーーー台湾と中国ではHSKの各級がそれぞれどのCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に該当するか基準が違うようですが、僕自身は台湾の基準が実感に近いかなと思うので、台湾の厳しめの基準を参照しています。ーーーーー

 

単語帳を一通り見た感じ、6級までの単語を理解できれば、自分の好きなジャンルのニュースやYouTubeチャンネルの中身はおおかた予想できるかなという感じです。

 

この本を読んで、徹底的に語学に触れる時間を増やさないといけないんだなと感じました。

「最後の英語やり直し!」というタイトルですが、僕は中国語のレベルを上げるためにこの本を購入しました。タイトルでは英語になっていますが、中国語だろうがドイツ語だろうがやることは同じだと思います。

 

 

この本を読んで、今僕がやっていること

毎日英語・中国語に触れることです。

1ヶ月ほどやってみましたが、

1日平均、中国語100分、英語50分ほど触れている状況になりました。

 

中国語は主に単語帳の音声、YouTube

英語はYouTubeNHK world news Japan

 

YouTubeには様々なコンテンツが

中国語だと

・「黄氏兄弟」という台湾のYouTuber兄弟の動画

台湾総統蔡英文のチャンネル

総統が英語を解説している「英文英文」(蔡英文の英語、的な意味?)の動画なんかもあったりします。ちなみに、総統はイギリス留学の経験があるようです。

 

英語だと

・「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」を書いたHans Rosling氏の動画

パキスタン、ロシアなど自分の行きたい国の旅行ガイド動画、文化の紹介動画

を見ています。

 

最近、日本のテレビを見ているよりは、YouTubeで好きな海外のチャンネルを見ている方が楽しいなと感じてしまっています・・・。

 

ーーーーー

・英語・中国語に触れる時間を増やす

・自分の興味のあるコンテンツを見ながら楽しく学習する

・語彙数を増やす

この3点を意識して学習していきたいと思います。

 

他にも様々な方法が紹介されていますので、ぜひ本書を参考に勉強してみてください。