世界一周 雲南省⑪西山森林公園、昆明北駅の鉄道博物館、普洱茶
西山森林公園
一日余裕をもった日程を組んでいて暇だったので、西山森林公園の龍門にでかけることにした。
西山公園駅。
西山公園駅から数分歩いて、公園のチケット売り場へ。公園内のリフトやバスのセット券があったので購入。88元。バラバラに買うより安くなる。
入場券を買い、まずはバスで数km移動。公園内の有料の区画に入った後、リフトに乗り、山の上にある龍門景区へ。リフトを降りた後、断崖絶壁にある階段を下り始めると、10分ほどで龍門に着く。
公園内の有料区画の入口。
思ったよりも長いリフト。
断崖絶壁。昆明市内も見渡すことができ、きれいだった。
写真奥に映っているのが龍門。龍門を通り過ぎ、少し離れた場所から撮影。
昆明市内を見下ろすことができる。
そのまま歩いて20分ほど山を降りると電動カートがあり、有料区画のゲートの出口まで行くことができる。その後、またバスに乗り、地下鉄の駅に戻ることができる。
昆明北駅の鉄道博物館
正式名称は雲南鉄路博物館というらしい。
この博物館は昆明北駅の一部を使っている。フランスが1910年に昆明からベトナムのハイフォンを結ぶ鉄道を開通させた。2017年時点の情報では、ベトナムまで列車が運行しているわけではなく、昆明市内の区間だけで運行されているようであった。
しかし、自分が行った2018年5月には昆明北駅に線路はなかった・・・。
雲南鉄路博物館。
車両展示館。
蒸気機関車や特急列車が展示されている。
戦前に日本から運ばれた蒸気機関車。
川崎造船所と書かれている。1897年製造。
1958年から1985年まで雲南鉄路で使われていたとは驚き。
日本軍の空爆で線路が爆破された記録。
撮った写真は2枚しかないが、この他にも日本軍の攻撃の記録表があったと記憶している。
昆明からミャンマーまでは数百kmの距離しかない。日本軍のミャンマー占領は1942年だが、それ以前の1939年から日本軍が昆明付近の鉄道を攻撃していたことは知らなかった。
昆明南駅の模型。こんな外観だったとは・・・。
昆明北駅は使われなくなったのだろうか・・・?
地下鉄の工事の影響で、2017年12月13日から運転を取りやめると書いてある。
ここには線路があったのだろうか・・・?
雲南省のお土産
帰りに老街により、お茶屋さんを探すことにした。
店員さんに直径20cmくらいの茶葉のかたまりを割ってもらい、お茶を淹れてもらった。値段の高い茶葉の商品は直径20cmくらいの円盤状のかたまりになっていて、和紙のようなものに包まれている。円盤状に圧縮して熟成させるらしい。
円盤状の茶葉は邪魔だし、そんなに大量に買っても飲みきれないかもしれない。
今回は5gずつ小分けになっている茶葉を買うことにした。
値段は100gで12元(200円くらい)。全部で250g買った。
味は悪くなく、普洱茶独特の香りはちゃんとあり、イヤなくせはなかった。
ソウルに数日間滞在後、日本に一時帰国。世界一周は一ヶ月後に再開。