世界一周 新疆ウイグル自治区⑤サイラム・ノール、恵遠古城、イリ河大橋
車のチャーター
前日に現地の旅行会社で予約した。
車代が800元。その他、高速道路料金と運転手さんのお昼代を払う契約になった。
1日チャーターし、
サイラム・ノール、ラベンダー畑、恵遠古城、イリ河大橋を回ることに。
トゥグルクティムール廟という、新疆周辺で初のイスラム教の国王が眠る廟にも行きたかった。しかし、カザフスタン国境近くにあるので、外国人は行くことができないと言われてしまい、断念することに。
某ガイドブックには載っているので、行けないことはないと思うのだが・・・。まあ仕方ない。
高速道路でサイラムノールを目指す。新しくきれいな道路。
運転手さんは漢族の女性。
旅行会社の人には、最悪筆談でも通じるように、中国語の書ける漢族の人にしてくれとお願いしていた。ウイグル族の運転手さんも中国語は通じるが、漢字があまり得意でない人もいるようなので・・・。
会話は中国語だったが、自分は基本的な日常会話しかできない。分からない単語が出てきても、運転手さんがスマホの翻訳アプリを使ってくれたので、楽しく会話することができた。
烏魯木斉(ウルムチ)と霍尔果斯(コルガス・カザフスタンとの国境)の標識。
果子沟大桥。右カーブをぐるっと回ってこの橋を渡るらしい。
2011年に開通した大橋。
中国版wikipediaによると、さっき走っていた谷底との高低差は200m。
大橋を抜けてもさらに橋梁が続く。ものすごい大工事だったのだろう。
賽里木湖(sailimuhu サイラムノール)
伊寧はイリ・カザフ自治州に含まれるが、サイラムノールはボルタラ・モンゴル自治州という別の地区に含まれるらしい。
入場料は70元。
風景区内を回る観光バス(80元?)で回ることができる。
しかし、運転手さんと自分のペースで回りたかったので、車両通行料200元を支払って車で入場した。
標高は2000m。
草原と湖。
曇りだったので、湖面は濃い青色。水が重たいように見える。
日が差しているところは水色に見える。
向こうには山が見える。
回族のレストランで昼食。イスラムなので羊肉や鶏肉料理になる。
赤薯を揚げたデザート(左上)が美味しかった。右上のスープは羊肉のスープ。
ラベンダー畑
レストランの店長が薦めてくれたラベンダー畑。
ちょっと脱線するが、
中国語でラベンダーは薰衣草(xūn yī cǎo シュンイーツァオ)というらしい。
伊寧にいる間はずっと「シューイーツァオ」だと思っていた。
他にも、読み方がよくわからないが、現地人のまねをして発音していた単語が二つある。
・维吾尔族(ウイグル族 Wéi wú ěr zú ウェイウーアーズー)
・哈萨克族(カザフ族 Hā sà kè zú ハサカーズー)
それぞれ、「ウイアーズー」と「カザカーズー」だと思っていた。
声調もめちゃくちゃだったが、雰囲気でなんとなく通じたのが面白かった。
伊寧は中国唯一のラベンダー産地らしい。
まるで北海道のよう。
恵遠古城(huiyuan gucheng)
清代の新疆の政治・軍事の中心だったらしい。近くにはロシア風の建物もあった。
イリ将軍府は3ヶ月間の改修期間中(2018年7月に訪れた)で、中には入れなかった。仕方がないので鐘鼓楼だけ上って帰ってきた。
鐘鼓楼。
鐘鼓楼の上から(入場料25元)。
恵遠古城からイリ河大橋へと向かう。
66団という村の青色のマンション街。中国っぽくない。
写真は途中の開発区のマンション。1戸30万元(約500万円)と言ってたかな・・・?
伊寧市内のマンションだと1戸50万元(約850万円)以上するらしい。
イリ河大橋(伊犁河大桥 yilihe daqiao)
大橋入口。
伊犁河(イリ川)南側から見た市内。
南側から見た大橋。カザフスタンのバルハシ湖まで流れていく。
右側から左側(東から西)へと流れている。
橋の下では無添加手作りアイスが販売されていた。
無添加の濃厚なアイス。
市内の石榴籽美食广场というフードコートで夕食。
ウイグル風ピラフのポロ(抓饭 zhua fan)、蜂蜜とホップのジュース
伊寧市内の大通りは広くてきれい。