ぺんさんの殴り書き日記

アラサー男子。旅行、語学、経済のことなど。

世界一周 新疆ウイグル自治区⑤サイラム・ノール、恵遠古城、イリ河大橋

車のチャーター

前日に現地の旅行会社で予約した。

車代が800元。その他、高速道路料金と運転手さんのお昼代を払う契約になった。

1日チャーターし、

サイラム・ノール、ラベンダー畑、恵遠古城、イリ河大橋を回ることに。

 

トゥグルクティムール廟という、新疆周辺で初のイスラム教の国王が眠る廟にも行きたかった。しかし、カザフスタン国境近くにあるので、外国人は行くことができないと言われてしまい、断念することに。

某ガイドブックには載っているので、行けないことはないと思うのだが・・・。まあ仕方ない。

 

 

 

高速道路でサイラムノールを目指す。新しくきれいな道路。

f:id:capepenguin:20181206180259j:plain

 

運転手さんは漢族の女性。

旅行会社の人には、最悪筆談でも通じるように、中国語の書ける漢族の人にしてくれとお願いしていた。ウイグル族の運転手さんも中国語は通じるが、漢字があまり得意でない人もいるようなので・・・。

会話は中国語だったが、自分は基本的な日常会話しかできない。分からない単語が出てきても、運転手さんがスマホの翻訳アプリを使ってくれたので、楽しく会話することができた。

 

烏魯木斉(ウルムチ)と霍尔果斯(コルガス・カザフスタンとの国境)の標識。

f:id:capepenguin:20181206180353j:plain

 

果子沟大桥。右カーブをぐるっと回ってこの橋を渡るらしい。

f:id:capepenguin:20181206180509j:plain

 

2011年に開通した大橋。

f:id:capepenguin:20181206180549j:plain

 

中国版wikipediaによると、さっき走っていた谷底との高低差は200m。

f:id:capepenguin:20181206181700j:plain

 

大橋を抜けてもさらに橋梁が続く。ものすごい大工事だったのだろう。

f:id:capepenguin:20181206180622j:plain

 

 

賽里木湖(sailimuhu サイラムノール)

伊寧はイリ・カザフ自治州に含まれるが、サイラムノールはボルタラ・モンゴル自治州という別の地区に含まれるらしい。

入場料は70元。

風景区内を回る観光バス(80元?)で回ることができる。

しかし、運転手さんと自分のペースで回りたかったので、車両通行料200元を支払って車で入場した。

 

標高は2000m。

f:id:capepenguin:20181206181042j:plain

 

草原と湖。

f:id:capepenguin:20181206181124j:plain

 

曇りだったので、湖面は濃い青色。水が重たいように見える。

f:id:capepenguin:20181206181217j:plain

 

日が差しているところは水色に見える。

f:id:capepenguin:20181206181352j:plain

 

向こうには山が見える。

f:id:capepenguin:20181206181451j:plain

 

回族のレストランで昼食。イスラムなので羊肉や鶏肉料理になる。

f:id:capepenguin:20181206181810j:plain

 

赤薯を揚げたデザート(左上)が美味しかった。右上のスープは羊肉のスープ。

f:id:capepenguin:20181206181855j:plain

 

ラベンダー畑

レストランの店長が薦めてくれたラベンダー畑。

f:id:capepenguin:20181206181934j:plain

 

ちょっと脱線するが、

中国語でラベンダーは薰衣草(xūn yī cǎo シュンイーツァオ)というらしい。

伊寧にいる間はずっと「シューイーツァオ」だと思っていた。

 

他にも、読み方がよくわからないが、現地人のまねをして発音していた単語が二つある。

・维吾尔族(ウイグル族 Wéi wú ěr zú ウェイウーアーズー)

・哈萨克族(カザフ族 Hā sà kè zú ハサカーズー)

それぞれ、「ウイアーズー」と「カザカーズー」だと思っていた。

声調もめちゃくちゃだったが、雰囲気でなんとなく通じたのが面白かった。

 

伊寧は中国唯一のラベンダー産地らしい。

f:id:capepenguin:20181206182200j:plain

 

まるで北海道のよう。

f:id:capepenguin:20181206182244j:plain

 

 

恵遠古城(huiyuan gucheng)

清代の新疆の政治・軍事の中心だったらしい。近くにはロシア風の建物もあった。

イリ将軍府は3ヶ月間の改修期間中(2018年7月に訪れた)で、中には入れなかった。仕方がないので鐘鼓楼だけ上って帰ってきた。

 

鐘鼓楼。

f:id:capepenguin:20181206182419j:plain

 

鐘鼓楼の上から(入場料25元)。

f:id:capepenguin:20181206182601j:plain

 

 

恵遠古城からイリ河大橋へと向かう。

66団という村の青色のマンション街。中国っぽくない。

f:id:capepenguin:20181206182706j:plain

 

写真は途中の開発区のマンション。1戸30万元(約500万円)と言ってたかな・・・?

f:id:capepenguin:20181206182810j:plain

伊寧市内のマンションだと1戸50万元(約850万円)以上するらしい。

 

 

イリ河大橋(伊犁河大桥 yilihe daqiao)

大橋入口。

f:id:capepenguin:20181206182915j:plain

 

伊犁河(イリ川)南側から見た市内。

f:id:capepenguin:20181206192352j:plain

 

南側から見た大橋。カザフスタンのバルハシ湖まで流れていく。

右側から左側(東から西)へと流れている。

f:id:capepenguin:20181206192508j:plain

 

橋の下では無添加手作りアイスが販売されていた。

f:id:capepenguin:20181206192549j:plain

 

無添加の濃厚なアイス。

f:id:capepenguin:20181206192828j:plain

 

市内の石榴籽美食广场というフードコートで夕食。

f:id:capepenguin:20181206192947j:plain

 

ウイグル風ピラフのポロ(抓饭 zhua fan)、蜂蜜とホップのジュース

f:id:capepenguin:20181206193030j:plain

 

伊寧市内の大通りは広くてきれい。

f:id:capepenguin:20181206193111j:plain