投資初心者におすすめの本 入門書3冊を紹介
投資初心者におすすめの本 入門書3冊を厳選しました
つい最近、友達に株式投資について教えてほしいと言われました。
僕が投資を始めてから10年ほどで読んできた本の中から、初心者向けの良書を3冊厳選してあげることにしました。
どれも2000年代後半の少し古めの本です。ですが、これを上回る良書というのはあまり存在しません。金融の基本的な考え方を押さえている本はいつの時代も通用すると思います。
本屋さんに行けば、「こうすれば儲かるFX!」「1日10分でぼろ儲け!」「あなたの100万円を1億円に!」のようなタイトルの本がたくさんあります。
失礼な言い方ですが、8割以上が金融理論や統計的根拠を無視した本で、関わる必要のないあやしい本だと思います。
あやしい本にそそのかされずに、できる限り少ない労力で、良質な知識を仕入れてほしいということから、次の3冊をおすすめしました。
1. 臆病者のための株入門 (文春新書) 新書 – 2006/4/20
橘 玲 (著)
僕のバイブルです。
橘さんの語り口調が好きです。
株式投資の醍醐味や経済合理的な投資方法について解説しています。株式投資とはなにか、面白く簡潔に、しかも書き漏らさず書いている素晴らしい本だと思います。
2. お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書) 新書 – 2007/11/16
勝間 和代 (著)
勝間さんの合理的な考え方にはいつも脱帽です。
金融リテラシー(金融の情報や知識を自分で判断できる能力)の基本を押さえ、実践しながらその能力を磨いていこうという内容の本です。
3. 60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める (幻冬舎新書) 新書 – 2009/11/1
内藤 忍 (著)
内藤さんがマネックス証券在籍中に執筆した本を何冊か読んだことがあり、インデックス投資について詳しく解説していたので気に入っています。
手元に本がないので、記憶で書いてしまいますが、巻末に、何歳からどのくらい積み立てていけばどれくらいの額になるというシミュレーションが載っており、複利の力ってすごいんだなと感じたのを覚えています。