世界一周 メキシコ③マヤ文明の遺跡チチェン・イッツァとセノーテイキル
チチェン・イッツァ
カンクンからチチェン・イッツァ1日オプショナルツアーに参加。
チチェン・イッツァに向かう途中、コロニアル都市のバジャドリ市内を車内から見学。街の中央には公園があり、その回りに教会やスペイン時代の建物があった。写真は撮ってこなかったが、色鮮やかな街並みだった。
テキーラの原料となるリュウゼツラン
畑一面に植えられている植物はリュウゼツランで、甘い汁がとれる種類のものは蒸留してテキーラの原料として使うらしい。
チチェン・イッツァに向かう途中のパーキングの横にたくさん植えられていた。
カンクンからはこれくらいの距離。
チチェン・イッツァ
ククルカンの神殿
まずはククルカンの神殿へ。日差しが強く、かなり暑かった。
ククルカンの神殿の階段の前で手をたたくと、「ぴゅん!」という音が跳ね返ってくる。よくこんな緻密に計算されたピラミッドをつくったなと思う。
マヤの最高神ククルカン(ヘビ)を祀っているピラミッドで、春分と秋分の日に階段の脇にヘビの身体の影が浮かび上がるらしい。
写真は春分・秋分ではない自分の行った日のもの。右の階段の下にヘビの頭があるのが分かるだろうか。
敷地内には様々な遺構がある。最高神ククルカンをモチーフにしたもの。彫刻も残っているので見応えあり。
球戯場
球戯場の奥の建物の前でも手を叩くと音が反射してくる。下の写真がその建物。
戦士の神殿
チャックモールがお腹の上に持っている皿に、生け贄から取り出された心臓をのせて捧げるらしい。ちなみに、生け贄に選ばれるのは大変名誉なこととされていたらしい。
チャックモールがよく見えないので下にメキシコシティの博物館で撮影したチャックモール像を貼っておく。
旧チチェン・イッツァ
一通り、新チチェン・イツァを解説してもらった後は、自由行動で旧チチェン・イツァを見て回った。崩れかけた天体観測所などもあり面白かった。
敷地内のセノーテ
チチェン・イツァの敷地内にもセノーテがあり、抹茶色だった。
このセノーテの底からも財宝や人骨などが見つかったそう。
セノーテイキル
セノーテイキルでは各自、昼食をとった後、泳ぎたい人はセノーテで泳ぐことができた。
下まで降りてみたが、水があまりきれいそうではなかったのでやめておいた。午前中の早い時間帯だとまだ人が少ないのできれいらしい。セノーテに降りる途中の階段から遠目に眺めるのが良いかもしれない。
ガイドさんに聞いた現地のお話
ガイドさんの話によると、カンクンのセントロだと生活費は1ヶ月4万円くらいとのこと。少し田舎の先住民になると、スペイン語も片言だったり、計算もイマイチだったりと、教育格差がかなりあるとのこと。
他の都市だと自動車などの工場がつくられるなど、開発が進められているが、カンクンエリアは開発から取り残されている。リゾート地なので少し物価が高く、生活するのが大変と語っていた。