【読書】最後の英語やり直し!
最後の英語やり直し!
毎日新聞社 2014/2/27出版
勝間 和代 (著)
英語に触れる時間が圧倒的に少ない
最近、勝間和代さんのYouTubeが面白くて、毎日見ています。
その中で、勝間和代さんが英語の勉強方法について語っている動画があり、日本人の英語学習には圧倒的に英語に触れる時間が少ないと語っていました。
たとえば、学校で一時間英語を勉強するとします。
おそらく、日本語に目を通したり、日本語の解説を聞いている時間の方が長いと思います。これでは本当に英語に触れている時間は少ないです。おそらく10分、20分でしょう。
そうではなくて、英語自体に触れる時間を増やしましょうというお話でした。
勝間和代さんは、本の中で、データを出して、語学を1000時間ほど勉強すると上級レベルにすることができると解説しています。
1000時間を捻出するためには、
1日1時間で3年間
1日3時間で1年間
毎日30分外国人とスカイプで英語を話して勉強するという方法もありますが、それだけでは圧倒的に英語に触れている時間数が足りないということになりますね。
語彙数を増やす
文法、発音、語彙数の三要素で考えたときに、
文法、発音に関しては改善できる余地がそれほど多くなく、語彙数を増やす方が圧倒的にコストパフォーマンスがよいと解説しています。
やはり、語彙数を積むと、理解できる内容がかなり多くなるようです。
僕の例なので参考になるかわかりませんが・・・
英語・・・英検1級の単語帳(+2400語)を覚えることで、準1級の単語しか知らなかった時と比べると、観光地の解説案内板をほぼ難なく理解できるようになった。
中国語・・・HSK6級の単語帳(+2500語)を流し読みすることで、台湾人YouTuberが話している単語のかなりの部分の意味が予想できるようになった。
僕の今の状況
・台湾に一年間ワーキングホリデーに行くので、中国語のレベルを上げなくてはならない
・英語を普段使っていないので、レベルが下がってきている
中国語のレベルに関しては、僕は中級レベルを勉強しています。
HSK5級、6級の単語帳を勉強しています。
ーーーーー台湾と中国ではHSKの各級がそれぞれどのCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に該当するか基準が違うようですが、僕自身は台湾の基準が実感に近いかなと思うので、台湾の厳しめの基準を参照しています。ーーーーー
単語帳を一通り見た感じ、6級までの単語を理解できれば、自分の好きなジャンルのニュースやYouTubeチャンネルの中身はおおかた予想できるかなという感じです。
この本を読んで、徹底的に語学に触れる時間を増やさないといけないんだなと感じました。
「最後の英語やり直し!」というタイトルですが、僕は中国語のレベルを上げるためにこの本を購入しました。タイトルでは英語になっていますが、中国語だろうがドイツ語だろうがやることは同じだと思います。
この本を読んで、今僕がやっていること
毎日英語・中国語に触れることです。
1ヶ月ほどやってみましたが、
1日平均、中国語100分、英語50分ほど触れている状況になりました。
中国語は主に単語帳の音声、YouTube
英語はYouTube、NHK world news Japan
YouTubeには様々なコンテンツが
中国語だと
・「黄氏兄弟」という台湾のYouTuber兄弟の動画
総統が英語を解説している「英文英文」(蔡英文の英語、的な意味?)の動画なんかもあったりします。ちなみに、総統はイギリス留学の経験があるようです。
英語だと
・「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」を書いたHans Rosling氏の動画
・パキスタン、ロシアなど自分の行きたい国の旅行ガイド動画、文化の紹介動画
を見ています。
最近、日本のテレビを見ているよりは、YouTubeで好きな海外のチャンネルを見ている方が楽しいなと感じてしまっています・・・。
ーーーーー
・英語・中国語に触れる時間を増やす
・自分の興味のあるコンテンツを見ながら楽しく学習する
・語彙数を増やす
この3点を意識して学習していきたいと思います。
他にも様々な方法が紹介されていますので、ぜひ本書を参考に勉強してみてください。