世界一周 オーストリア④世界遺産ハルシュタット 映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台
世界遺産ハルシュタット
以前、友達の家に遊びに行ったとき、友達が映画「サウンド・オブ・ミュージック」を見ていて、きれいな景色だなと思ったので、今回どうしても行ってみたかった。
ザルツブルク発の英語のオプショナルツアー「世界遺産ハルシュタットと湖水地方 終日観光ツアー」に参加した。訪れたのは2018年7月。
朝8時半にホテルに迎えに来てもらった。韓国人の女の子二人と一緒。
本当はもう4人参加予定だったが、その4人が泊まるホテルにガイドさんが迎えに行ってもそのような人は泊まってないと言われてしまったらしい。ガイドさんは旅行会社の事務所にも連絡をしていたが、結局現れず。
大きなバンにたった3人の参加者となった。おかげで他のツアーよりこじんまりとしていてよかった。
レオポルドスクロン宮殿
まずはトラップ一家の屋敷として使われたレオポルドスクロン宮殿へ。今はホテルとして使われているとのこと。ホテルは人気があるが、うまく予約すれば宿泊できるみたいだ。
池の反対側から写真を撮った。宮殿の近くは住宅地になっていて、意外とたくさんの家が建っていた。
ヘルブルン宮殿
マリアが「Sixteen Going on Seventeen」を歌った場所に立ち寄った。
駐車場に到着すると、他のツアーの観光客が50人くらいいたので、ガイドさんが急いで行くからついてきてとかなり急ぎ足。おかげで誰もいない状況で写真を撮ることができた。
レッドブル本社
ヴォルフガング湖に行く途中、レッドブルの本社があった。
本当は湖の真横に建てたかったみたいだが、政府からダメと言われ、主要道路の横に建てたとのこと。
ヴォルフガング湖
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭の空撮のように、ヴォルフガング湖を峠から見渡し大満足。美しい水色だった。
ハルシュタット
待ちに待ったハルシュタット。ハルシュタットでは2時間半ほどの自由時間。
駐車場→プロテスタント教会→船着き場→カトリック教会(納骨堂バインハウス)→撮影スポット、という順で見学した。
船着き場から、対岸にある駅までボート(往復5EUR)に乗るのもおすすめとガイドさんが言っていたが、対岸からの帰りの時間がよくわからないのでやめておいた。50分で湖を回る遊覧船もあるようだが、お昼をゆっくり食べたいので遊覧船もやめておいた。
湖畔で優雅にランチ
船着き場の近くのレストランでポークフィレットとアイスワインを頼んだ。
再びヴォルフガング湖
帰りはもう一度ヴォルフガング湖の横を通った。
モントゼー(モント湖)
マリアとトラップ大佐が結婚式を挙げたモントゼーの教会へ。モントゼーでは50分の自由時間。
教会の中は思ったよりも小さかった。
映画では、教会内部を長く見せるために、マリアと大佐が歩くシーンを同じ場所で3回撮影して、それらをうまくつなげているらしい。
さらに、映画では正面の扉から真っ直ぐ教会の中に入れるようになっているが、扉は撮影後撤去したとのこと。もう1つ付け加えると、教会の中は再塗装しているので、色味が少し違う。
ミラベル宮殿
ツアーはミラベル宮殿で解散となった。
ミラベル宮殿はマリアと子供たちが「ドレミの歌」を歌った場所である。
車内の音楽が素敵だった
ガイドさんがカーステレオに「サウンド・オブ・ミュージック」の音源を用意していて、ヘルブルン宮殿に行く途中には「Sixteen Going on Seventeen」、きれいな山々の間を走るときは「エーデルワイス」、ツアーの最後には「So Long, Farewell」と場面に合わせて音源を流してくれた。なんとも感動的なツアーだった。
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追記:なんとも恥ずかしいお話だが、ずっと勘違いしていたことがある。
「オーストリアは内陸国だから海軍はないのでは?」と映画を見ている途中ずっと思っていた。
映画では、トラップ大佐は「オーストリア海軍大佐」と翻訳されている。
正確には、オーストリア=ハンガリー帝国海軍退役軍人。
映画の舞台は1938年のドイツによるオーストリア併合の前夜。
オーストリア=ハンガリー帝国が第一次世界大戦で敗戦して解体される1918年までオーストリアは大帝国だったのである。ガイドさんの何気ない話から、勘違いに気づいた。