英語圏の海外安全情報ホームページ(日本・アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア政府)
自分が行きたい国を記事にしていたところ、ふと、他の政府の海外安全情報だとどのレベルになるのだろうと思い、こんな記事を書いてみました。
自分への備忘録も兼ねて書いています。
・日本政府
・オーストラリア政府
Smartraveller
・アメリカ政府
・カナダ政府
・イギリス政府
僕が感じたこと
・見やすさ
我らが日本政府について。
すべての国の地図が載っていて、危険箇所も地図上で分かるようになっているので、非常に分かりやすいです。
オーストラリア政府のサイトもすべての国ごとに危険箇所が把握できる地図が載っているので、分かりやすさは日本政府、オーストラリア政府に軍配があがるでしょう。
・違い
ただし、自国民にとってどのような事件(テロや強盗など)があったか、自国民に不都合が起こりやすいかということを基準としているので、それぞれの海外安全情報サイトのレベルに違いが出ます。
・中国に関する安全性情報の例
2019年12月現在、日本政府・オーストラリア政府は新疆ウイグル自治区・チベット自治区のみレベル1(オーストラリア政府も同レベル)にしていますが、
アメリカ・カナダは中国全域を「十分注意してください(日本政府でいうレベル1)」にしています。
理由として、「中国の法律を恣意的に運用して米・カナダ国民を拘留することがある」と書いています。
・バングラデシュに関する安全情報の例
オーストラリア政府は首都ダッカをレベル1相当にしていますが、
日本政府はレベル2相当に維持しています。日本人が巻き込まれた2016年のダッカでの襲撃事件が影響しているのかもしれませんね。
個人的なまとめ
・オーストラリア政府の海外安全情報
日本政府のように、地図も表示されるので非常に見やすいです。
僕のような英文を読むのが苦手な、なんちゃって英検1級には見やすいサイトです。
・英語が苦手でも、他の政府のホームページも見てみましょう
アメリカ・イギリス・カナダのサイトは、調べる国によっては地図も出して解説してくれていますが、英文なので、僕にとって読むことがちょっとつらいのは事実です。
もちろん、行くことが決まっているならしっかりと読みますが(笑)
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みなさんも英語で他国政府の海外安全情報を見てみましょう!
きっと、情報の少ない国だと真剣に読みますよ。
今、僕が行きたい国・場所
僕が行きたいと思っている場所を挙げてみました。
自分の思考の整理のために書いてみました。
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自力で旅行できる程度に安全なアジアの国はおおかた回ってしまったので、あとは少し危険とされる国や珍しい国しか残っていません。
アジアではパキスタンやバングラデシュ、パプアニューギニア、モンゴルにはまだ行っていないです。
ブルネイはASEANの中で唯一行っていない国ですが、わざわざ行く気にもならないのが本音です。ブータンにもわざわざ行く気にはならないのが本音ですね。
その他には、東ティモールや北朝鮮、アフガニスタンがありますが、もはや危険すぎて、対象外です。
そもそも、アジア大好きな僕にとって、欧米諸国は優先度が低くなってしまいます。 スイスでアルプスを眺めたり、イタリアやスペインなど南ヨーロッパに出かけるのも楽しそうですが・・・。
南米やアフリカに行くにしても、遠いし、治安の問題が出てくるので、あまり出かける気にはなりません。さんざん飛行機に乗って旅行していますが、エコノミークラスに10時間乗ることを考えると気分が重くなります。
個人的には人口が2億人近くいるアフリカ最大の人口大国ナイジェリアに興味がありますが、いつ行くことになるやら。
南米だとチリのパタゴニア地方で自然を感じ、アルゼンチンでマゼランペンギンを見て来たいです。
行きたい国を優先順位順に並べてみました
優先度の高い国
モヘンジョダロ(紀元前2500年から紀元前1800年にかけて繁栄したインダス文明の都市遺跡)を一度見てみたいです。その他、首都のイスラマバードやカラチ、ラホールにも行ってみたいです。
しかし、パキスタンは一番最低でも、外務省の危険度レベル2「不要不急の渡航は止めてください」に指定されているので、安易に行くべきではないのかもしれません。
カナダ政府の海外安全情報サイトも見てみましたが、「Avoid non-essential travel(不必要な旅行は避けること)」と書かれていて、日本政府とほぼ同じ見解だと思われます。
カナダ政府の場合、イスラマバードだけは一段階下の「十分に気をつけるように」と同等のレベルになっています。
どうでもよいのですが、
ミャンマーで一度だけレベル2の都市に行ってみたことがあります。
ミャンマー北部のミッチーナーという都市です。反政府組織のいるカチン州の州都です。
まれに爆弾テロが起きていたようです。僕が行く何年か前に市内のミャンマー大手のカンボーザ銀行の支店が爆弾で吹っ飛ばされたそうです。
ちなみに、僕はその支店で両替しましたが・・・。米ドルからの両替レートは悪くなかったです。
・福建(アモイ)(中国)
→2020年春に台北滞在中に行く予定。台湾の離島(金門島)経由で。
→2020年秋に台北滞在中に行くかどうか検討中
・ロシア(モスクワ・サンクトペテルブルク、イルクーツク・ウラジオストク)
ロシアにはまだ行ったことがありません。どんなものかのぞいてみたいです。
なぜか、夏のシベリアにも興味があるので、イルクーツクにも行ってみたいです。
・西安・蘭州(中国)
兵馬俑やシルクロードの起点となった西安、そして蘭州の大仏を見てみたいです。
優先度の低い国
ここからかなり優先度が下がります。数年以内に行くことはないでしょう・・・。
・スイス
・スペイン
・イタリア
・エジプト
・イラン
・トルコ
・モンゴル
・チリ、アルゼンチン
以上、僕の行きたい国ランキングでした。
どうせランキングなんて変わったり、入れ替わったりすると思いますが。
みなさんはどうでしょう?
今すぐに行きたい国はありますか?
高美湿地の夕日(台中市内から日帰り旅行)
高美濕地(Gāo měi shī dì)できれいな夕日を見てきました。
僕が行ったのは2019年9月末と10月初めの話です。
普段から風が強く、冬場は寒いので、行く時期も考慮しましょう。
台中市内からバスで1時間くらいの場所にあります。
「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれているようです。
ガイドさんの説明によると、高美濕地の南にある台中港の北側に防波堤を作ったことで、高美濕地付近に砂が堆積するようになり、今の高美濕地になったとのことです。
僕の好きな台湾の実力派歌手・蕭敬騰(Xiāo Jìngténg)が「收藏」という曲のミュージックビデオでアップライトピアノを燃やしたことでも有名な場所です。
湿地の大部分は立ち入ってはいけないのですが、その中に入ってピアノを燃やしてしまったようです。
後に、「空氣污染防治法」と「野生動物保育法」違反で罰金刑を受けたらしいです。
2度訪れました
実は、僕は2回行きました。
一度目は同行者と一緒に行きました。数日前に天気のチェックをし、晴れるだろうと予想してからkkday(このページの最後に紹介します)のツアーを予約しました。
当日は晴れていましたが、海上に雲があり、夕日を見ることはできませんでした。
二度目は、なんと一度目の数日後に一人で行ってきました。
台中に住んでいて、学校が午前中で終わったので、帰宅後に参加しました。
二度目はきれいな夕日を見ることができました。
微風だったので、水面に映る太陽もきれいに写真に収めることができました。
大満足です。
潮の満ち引き
天気の他にも、潮の満ち引きに気をつけましょう。
満潮に近い時間だと、桟橋の部分に入れないことがあり、一番きれいに見えるところまで行くことができません。
以下のサイトでは潮の満ち引きを確認することができます。
高美濕地は「臺中市清水」にあります。
地図上の「新竹鹿港沿海」をクリックした後「臺中市清水」の情報を確認しましょう。
今後30日分の潮の満ち引きも確認することができるます。
一度目の写真
上の写真は桟橋の端の部分です。
ここで靴を脱いで、裸足で海に入る人が多いです。
桟橋に靴を置いておく人が多いですが、置いておくのがイヤな人はビニール袋などを用意して、自分で靴を管理しましょう。
二度目の写真
アクセス
高美濕地は台中市内から少し離れたところにあるので、バスや電車を利用して自力で行くのは大変です。
タクシーをチャーターしていくのも一つの方法ではあります。
僕の学校の友達はバスで行き、帰りはバスの時間が終わってしまったので、タクシーと交渉して、少し高い金額を払って台中市内に帰ってきたと言っていました。
kkdayという旅行会社がおすすめ
一番のおすすめは、kkdayという台湾の旅行会社のツアーに参加する方法です。
台中発|高美湿地・夕日観賞半日バスツアー|日本語ガイド選択可
上のプランでは、
夕方に宮原眼科、もしくは高速鉄道の台中駅でピックアップしてもらい、帰りは逢甲夜市、もしくは高速鉄道の台中駅で降ろしてもらうことができます。
他にも、台中市内観光と高美湿地がセットになっているツアーや台北発着で台中と高美湿地を訪れる日帰りツアーもあるので、自分の希望するプランを探して申し込みましょう。
台中での数ヶ月の生活を終えて帰国
2019年秋の間、台中に数ヶ月住んで、大学の中国語センターで中国語を勉強してきました。
僕が感じたことと、来年のワーキングホリデーに向けて考えていることを書いておこうと思います。
台中を選んだ理由
台湾には今まで6回旅行したことがあり、実際に海外に住んでみるなら台湾だなと考えていました。ワーキングホリデーの前に一度、語学学校に通ってみて様子をみてみようと思いました。
ワーキングホリデーで台北に住むつもりだったので、それ以外の都市にも住んでみようと思い台中を選びました。
台中や台南、高雄を候補として挙げていましたが、高雄など南の都市は、秋になっても痛いほどの日差しです。これはちょっと耐えられないなと思い、台中を選びました。
どう感じたか
・交通面
地下鉄がないので、バスに乗って台湾鐵道の台中駅や高速鉄道の台中駅に行くことになります。他の都市に移動する時や、台中市内の移動でもかなり時間を使うような感じでした。
台中には地下鉄が来年2020年に完成するようです。5年前に訪れたときは数年後に完成すると言っていましたが・・・。
学校の友達には、バイクに乗って通学する人もいました。バスと比べると、バイクでの移動は半分以下の時間ですむようですが、バイクに乗らない僕からすると、移動は時間の面で少しストレスを感じました。
・人々の空気感
台湾人は温かく、飾らない人が多いような感じがします。食堂の店員さんと仲良くなったり、街中でも知らない人と気軽に話したりということがありました。
何よりも、日本人のように肩肘張っていないような感じがしたので、生活するのも楽でした。空気を必要以上に読むという必要もなかったので気が楽でした。
来年のワーキングホリデー
来年、再度台湾に住む予定です。
ワーキングホリデービザも無事に取得できたので、今度は台北に1年間住んでみる予定です。
・観光
台湾にいる間、まだ訪れたことのない場所に行ってみたいです。
台東や阿里山、金門、緑島などにはまだ行ったことがないので楽しみにしています。
そして、中国にも行こうと考えています。福建や四川に行ってみたいです。
金門島は台湾が実効支配していますが、福建省まで数キロの地点にあります。金門まで台北から国内線で飛んだ後、フェリーに乗って福建省に入ろうと考えています。その後、有名な福建な土楼を見に行く予定です。
中学生の頃、深夜にNHKを見ていると、世界の自然を紹介する番組で、黄龍が紹介されていました。ずっと記憶の片隅に残っていて、こんなきれいなところに行ってみたいなと思っていました。
2017年の秋に行く予定を立てていたのですが、2017年8月の地震で九寨溝が壊滅的な被害を受けてしまい、観光することができなくなってしまいました。2020年からは本格的に観光客の受け入れを再開するようなので期待しています。
・少ししかアルバイトはしないかも
ワーキングホリデービザを取得することができたので、台湾で労働することができます。
簡単な仕事があればやろうかと思っていますが、台湾の給料は日本の半分くらいなので、中国語の勉強にフォーカスして、あくまで補助的に、少しだけ経験を得るためにアルバイトをしようかと考えています。
日本に戻った後、中国語・英語をある程度のレベルで使えるようにしておいた方が給料の上昇率も高そうです。
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なによりも、台湾人と知り合って、話す機会を少しでもつくろうと思っています。
内省的で、あまりみんなとわいわいするような性格ではない僕ですが、ありがたいことに、僕と友達になってくれる変わった台湾人が少なからずいるようです。台北での生活も楽しみにしています。
台中から大甲・彰化へ ③彰化(彰化扇形車庫・八卦山大佛・1895八卦山抗日保台史蹟館)
彰化火車站(Zhānghuà huǒchē zhàn)
なんとなく彰化駅に来てしまいましたが、あらかじめ行きたいところは調べて、計画は練っておきました。
彰化扇形車庫・八掛山大佛・1895八卦山抗日保台史蹟館に行きたかったのです。
お昼だったので、観光前に腹ごしらえすることにしました。
彰化でのルート
・円葉精致餐盒専売店
駅から彰化扇形車庫に向かう途中にこのお店を見つけ、適当に入ってみたら当たりでした。
鉄板焼にご飯、野菜が4種類ついてきます。野菜類は自分で選ぶことができます。
注文後、店員さんに呼ばれて、「野菜を4つ選んで」と言われました。100元しなかったはずです。
彰化扇形車庫(Zhānghuà shànxíng chēkù)
今でも現役で使われている車庫です。電車好きにはたまらないでしょう。
開放されている時間は平日が13時から16時、土日が10時から16時です。
月曜日は定休日なのでご注意を。
この日は祝日だったせいか、1時間半待っても、ターンテーブルは動きませんでした。残念・・・。
1895八卦山抗日保台史蹟館(Bāguà shān kàngrì bǎo tái shǐjì guǎn)
日清戦争後、台湾の無条件割譲が決まり、日本軍が1895年に台湾に南下してきた際の抗日運動を記念した歴史館になっています。
八卦山は高台になっているので、1895年に日本軍が彰化に攻めてきたとき、反抗軍にとっても戦略的に重要な拠点になったようです。
この博物館のプレートには、防空坑道(防空地下壕)と書いてあります。
第二次大戦後、中国共産党と台湾国民党がにらみ合っていた時期には、防空指揮室として使われていたようです。
八卦山大佛(Bāguà shān dàfó)
wikipedia中国語版によると、八卦山大佛は標高74mのところにあり、全長23m。
大佛様は1966年に完成したようです。
帰りは台湾鐵道で台中へ
帰りは八卦山下山後、バスで彰化火車站まで戻り、台湾鐵道で台中まで戻りました。
皆さんも台中に来たら、大甲と彰化に行ってみてくださいね。
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台中から大甲・彰化へ ②成功駅
成功駅
大甲駅から彰化駅に行く途中に、成功駅という駅があります。
中国語のピンインで表すと「Chéng gōng」です。
カタカナ表記だと、チャンゴン(個人的には、チャの発音はチャとチョの中間だと思っています)。
英語読みでチェンゴンと読んでも、現地人には通じないでしょう。
「成功駅」というおめでたい名前なので、日本のガイドブックなどでも紹介されているようです。
時間があったので、途中下車してみました。
彰化駅から海側を通る海線、山側を通る山線に分かれています。
そして、追分駅と成功駅の間に成追線という路線があります。
台中駅を通る山線の方が運行本数は多いです。
どうでもいいですが、日本には北海道・秋田県・滋賀県・三重県にも追分駅という駅がありますね。「追分」という言葉は、道が二つに分かれる場所をさす言葉みたいです。
秋田県の追分駅の例だと、奥羽本線から男鹿半島に延びる男鹿線が分岐していますね。
お昼であまりにも暑かったので、成功駅前の散策はしませんでした。
まるで日本の田舎の駅のようですね。
台中から大甲・彰化へ ①大甲鎮瀾宮
2019年10月10日の旅行記です。
国慶節(10月10日)に、台中市内から大甲と彰化に行ってきました。
もともとは大甲だけの予定でしたが、帰り道についでに彰化にも行ってしまおうと思ったので、一日で回ることになりました。途中、成功駅にも降りてみました。
大甲鎮瀾宮(Dà jiǎ zhèn lán gōng)
大甲には、航海の女神様として有名な媽祖様が祀られている大甲鎮瀾宮があります。台湾で最も有名な媽祖廟の一つです。
年に一度、嘉義まで約300キロの行程を9日間かけて回る媽祖巡行が行われるようです。
・行き方
台中火車站(高速鉄道駅ではなく、台湾鐵道の駅)から大甲鎮瀾宮までのルートを示しました。
大甲鎮瀾宮までは台湾鐵道かバスで行くことになります。
どちらに乗っても1時間半から2時間で到着しますが、鉄道の場合、1~2時間に1本しか走っていないのでちょっと不便です。
なので、僕はバスを選びました。住んでいる場所が台中火車站から離れているというのも一つの理由ですが。
バスも台湾鐵道も悠遊カード(日本でいうSuica)を使うことができるので、ぜひ用意しておきましょう。
ちなみに、高速鉄道の台中駅(高鐵台中站)からの場合、台湾鐵道の新烏日駅と直結しているので、台湾鐵道に乗って行く方が楽だと思います。
・国慶節は大混雑
大甲鎮瀾宮には10時前に到着しました。
続々と市内を回ってきた隊列が大甲鎮瀾宮に集まってきました。
僕は全く知らずに行ったのですが、10時になると鎮瀾宮の前で儀式が始まりました。
たまたま鎮瀾宮の建物の入口付近に立っていたら、身動きが取れなくなり、結果として一番良い位置で見ることができました。
・媽祖廟の内部
・地下に黄金の媽祖様が
地下1階に黄金の媽祖様がいらっしゃいます。写真撮影禁止になっていますのでご注意を。
大学の同級生から地下にも媽祖様がいるから絶対に行くようにと言われていたのですが、地下への入口が分からず参ってしまいました。
写真右側の建物の手前に地下につながる階段があり、そこから入ることができます。探すのに手間取ってしまいました。
大甲文昌祠(Dà jiǎ wén chāng cí)
学問の天神様を祀っています。
改修工事中で、残念ながら入ることができませんでした。
臨時の参拝所がありました。
その他の大甲の写真
帰りは台湾鐵道
帰りは台湾鐵道で帰ることにしていました。
実は、台湾鐵道に乗るのは数年ぶり。電車が入線してくるとわくわく。
次の記事では、彰化に行く途中にある成功駅での途中下車を紹介したいと思います。
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台湾鐵道で台湾一周してみましょう!という本です。
母が持っていて、僕も参考にさせてもらいました。