世界一周 新疆ウイグル自治区⑥烏魯木斉(ウルムチ)
烏魯木斉(wulumuqi ウルムチ)
伊寧から夜の便で烏魯木斉に戻った後、空港近くのホテルに泊った。
翌朝、ウルムチ空港ターミナル2の前からタクシーに乗り、人民広場近くのホテルまで移動した。タクシーはメーター運賃で50元(850円)。乗ったタクシーは高速道路で時速140km近く出ていたような・・・。
市内でも数回タクシーを捕まえたが、全てメーター運賃だった。
タクシーで数キロ移動しても十数元しかかからないので、重宝する。
ウルムチ市内。西域の街とは思えない発展ぶり。
ウルムチ市内観光の経路。
ウルムチのBRT
BRTの紅山駅。
BRT4号線。
BRT車内。きれいで快適。
わかりやすい路線図がない。いちいち地図と見比べないといけないのが残念。
乗るときは、入口で1元払ってホームに入るだけ。(写真は博物館駅)
出るときはそのままゲートを通過して出れば良い。
ウルムチ地下鉄のお話(現地に行ったのは2018年7月)
2018年10月25日にウルムチ地下鉄1号線の北側半分が開通したらしい。
烏魯木斉国際空港から市内方面に向かうことができるようになったが、
まだ八楼駅(BRT医学院駅あたり 紅山から北北西に3kmほどの所)までしか開通していない。(2018年12月現在)
この1号線は将来的には国際大バザールを通って、三屯碑まで開通する予定。
中国版wikipediaによると、烏魯木斉地下鉄を2030年までに10路線まで増やす予定とのこと。
新疆ウイグル自治区博物館
(新疆维吾尔自治区博物馆 xin jiang wei wu er zi zhi qu bo wu guan)
正面の外観。イスラムっぽい。
民族についての展示では12の民族の文化について解説されていた。写真はタジク族。
タジク族の衣装。
楼蘭美女のミイラ。
1980年にタクラマカン砂漠の東にある楼蘭鉄板河遺跡で発掘された、3800年前のものらしい。
こんな顔だっただろうと予想されている。
紅山公園(hong shan gong yuan)
BRT紅山駅付近。
BRT紅山駅から紅山公園までは直線距離で数百mしかない。地図上だとダイレクトに行けそうだが、高速道路が邪魔をしている。歩いて行くには、南にある友好南路の「西大橋」を渡って、迂回するしか方法はない。
西大橋からみた紅山。橋の下は高速道路。
銀行や企業のビルがあり、とても新疆とは思えない。
紅山の頂上から。北方面。
南方面。
遠眺楼。この上から眺める景色も悪くない。
遠眺楼から。南西方向。
国際大バザール(国际大巴扎 guo ji da ba zha)
紅山からタクシーで国際大バザールへと向かった。
国際大バザール入口。
入場検査では、他の施設同様、身分証を提示しなければならない。
日本のパスポートを見せたのに、なぜかパキスタン?と聞かれ、荷物検査なしで入場。
検査員はパスポートをめくり、中華民国(台湾)のスタンプを見つけると、自分のスマホで撮っていた。
そんなに面白いのかね・・・。というか、ちゃんと仕事しろ。
中の施設はイスラムな感じ。
いかにもシルクロードといった雰囲気のお土産屋さん。
二道橋大バザール付近の道路は、地下鉄工事の影響で車両通行止めになっていた。
二道橋大バザール(二道桥大巴扎 er dao qiao da ba zha)
中は少し薄暗い。国際大バザールと比べると庶民的な感じ。
追記
中国のスイスといわれる天池にも日帰りで行きたかったが、当初予約していたカシュガル行きの便が運休になり、1日早い便に変更になってしまった。
もう1日あれば行けたのに残念である。やはり中国国内の旅程は余裕をもって組んだ方がよいと思った次第である。