ぺんさんの殴り書き日記

アラサー男子。旅行、語学、経済のことなど。

世界一周 新疆ウイグル自治区②和田(マリカワト故城、タクラマカン砂漠)

和田(he tian ホータン)

和田へ

初日は烏魯木斉(wulumuqi ウルムチ)空港近くのホテルに宿泊。

翌朝、和田行きの飛行機に搭乗した。15分早く出発したのに、30分遅く到着した。飛行機は途中の空域をこまめに旋回して迂回していたみたいだが、軍事演習でもやっていたのだろうか。自分の便は運休しなかったが、運休になった便がたくさんあったようだ。

 

北京-烏魯木斉便の中国国際航空機。(北京首都国際空港にて)

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飛行機へ向かうバスから見た烏魯木斉空港。

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烏魯木斉-和田便(烏魯木斉空港)。

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和田空港。 

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和田空港チェックインカウンター前。

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和田空港から市内へは9路のバスで向かおうと思ったが、バスは見当たらなかった。

出口近くに市内まで10元と書いたバンがあったので、そのバンでホテルまで向かった。

 

ホテルから見た和田市内。

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マリカワト古城(玛利克瓦特故城 malikewate gucheng)

ホテル近くの流しのタクシーを捕まえ、マリカワト古城までの料金を交渉し、往復200元で交渉がまとまった。

マリカワト古城は和田市の20kmほど南にある。漢代から唐代にかけてつくられた砦らしい。

入場料10元。入口の警備員(?)の運転する電動カートに乗るのは30元だった。入口から500mほど行ったところに遺跡はある。タクシーの運転手さんもついてきてくれた。

ちなみに、ウイグル人のタクシー運転手さんは中国語を話すが、入口の警備員さんはウイグル語しか話せなかった。遺跡の中までついてきてくれたタクシー運転手さんに感謝。

 

郊外には砂の山。

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マリカワト古城。よく崩れないで残っていたなと思う。

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途中のウイグル族の村。

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タクラマカン砂漠(塔克拉玛干沙漠 takelamagan shamo)

和田市の郊外のどこからがタクラマカン砂漠になるのか分からなかったし、どうやってその事情を説明すればよいのか自分の中国語に自信がなかったので、当初行く予定はなかった。

しかし、運転手さんが100元追加でタクラマカン砂漠に行かないかと誘ってきたので、もちろん行くことにした。あの有名なタクラマカン砂漠に行けると思っていなかったのでビックリ。

ホータンからクチャ方面までを結ぶ和阿公路上にある観景台からタクラマカン砂漠を眺めることができる。市内から15km北東の位置にある。

 

タクラマカン砂漠。ずっと遠くまで続いている。

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和阿公路が一直線に続いていく。砂はそれほどさらさらしてはいなかった。

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和田市内

和田市内は、お店の看板があっても、すでに撤退した後というお店がかなりあった。

銀行も同じ状況で、ホテル向かいの中国商工銀行は放置され汚いままだった。

お金を下ろそうと、近くの中国建設銀行に行ったが、一台のATMはカード挿入口が壊れていて、カードを受け付けなかった。他のATMを使おうとしたが、VISA・MASTERマークがあるのに使うことができなかった。仕方がないので、地下道を通って向かいの中国銀行へ。そちらは問題なく使うことができた。

ちなみに、地下街・地下道に入るには、入口で検査を受けなければならず、中国人は身分証をコンピュータにかざさなければならなかった。外国人の自分はパスポートの表紙を見せただけで通過できた。荷物検査も要らなかった。警備員に、どうぞ通過して!とニコッとされて終わり。

 

和田にはビルもあり、思ったよりも都会。

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きれいにライトアップされる公園。

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団結広場。

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夕食は牛肉麺と酢と油の生野菜サラダ。

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↑翌日、下痢になることに・・・。おそらくこれが原因。

牛肉麺の油か酢と油の生野菜サラダのどちらかが原因と思われる。

特に、サラダはかごの中に放り込まれていた野菜を取って、適当に組み合わせて作っていた。なんとも微妙な衛生感のかごだった。

朝食は日本から持ち込んだおつまみ、昼食は機内食だったので、朝昼でお腹を壊した可能性はかなり低いと思う。

お店自体の外観は新しく、値段も日本円で500円くらいしたので大丈夫だと思ったが、まさか下痢になるとは思わなかった・・・。

世界一周旅行再開後、2日目であたるとは先が思いやられる。新疆ウイグル自治区の2週間を無事に乗り越えられるか不安だった。