ぺんさんの殴り書き日記

アラサー男子。旅行、語学、経済のことなど。

世界一周 新疆ウイグル自治区③和田(お腹を壊してしまう・・・、市内散策)

和田市内散策

和田2日目は、ホテルでの朝食後、市内を散策することにしていた。

朝からお腹の調子がちょっと変・・・。30分毎にトイレに行きたくなる。仕方がないので午前中はホテルで過ごすことにした。幸い、新疆のホテルは14時チェックアウトのことが多いので、お昼過ぎまで部屋に滞在することができた。

といっても、この西域で北京時間を使っているせいで14時チェックアウトにせざるを得ないのだろうけど・・・。本来、新疆は北京とは3時間くらい時差がないとちょうどよい時間にはならない。23時にようやく暗くなるのだから。

 

下痢への対処(ミヤBM散・ビオフェルミン錠剤)

整腸剤のミヤBM散とビオフェルミン錠剤(どちらも善玉菌のようなもの)を重ね、倍量服用し、出すモノを出すことに専念した。

個人的には、悪玉菌が腸内に居続けることになるので、腸の蠕動運動を抑えるような下痢止めは使いたくない。どうしてもバスや飛行機で移動しなければならないときには有効だと思うが、持っていたとしても使う気にはならないので、旅行の際には持ち歩いていない。

 

 

市内散策

お昼までホテルでゆっくり休んでいたら、下痢はだいぶ落ち着いてきた。チェックアウトして市内散策に出かけることにした。下痢は翌日まで続くが、数時間に一度トイレに行けばよいくらいまで回復した。

まずは北京西路沿いにあるバザールらしきものに入ってみた。その後、日曜日に開かれる別のバザールへと向かった。さらに玉龍喀什河の大橋へ行き、最後は和田博物館へ。

 

バザールのようだが、屋根が壊れていたり、営業していないお店がたくさんあった。

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和田市内の道路。

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日曜に開かれる大きなバザール。

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日曜日だが、あまり活気がない。

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外には果物や羊肉の串焼きの屋台などがある。

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バザールの建物は三階建てだが、一階の店しか営業していない・・・。

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ウイグル族の集落を抜け、玉龍喀什河の大橋へ向かう。

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玉龍喀什河の大橋。昨日は対岸がくっきり見えたが、今日は視界が悪い。

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今日は砂嵐?がひどく、河の反対側がなんとか見られるくらいだった。市内も霞んでいて、喉が変な感じ。カメラも長時間バッグの外に出したくない。カバンも砂がかぶったような感じになってしまった。口の中にも砂が入ってじゃりじゃりする。

 

後日、カシュガルで出会った女の子からこんな話を聞いた。

その女の子は和田で学校の先生をしていて、カシュガルに旅行に来ていた。同僚の先生で、和田に赴任して3ヶ月で肺が悪くなり、故郷に帰ってしまった人がいるとのこと。それほど和田は砂が飛んでいる日が多く、その女の子自身も顔に砂がたくさん付いてイヤだと話していた。

 

河原には玉を探す人々が数十人いた。玉を売る人もいた。

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大橋の近くでタクシーを拾うと先客が乗っていた。乗り合いタクシー状態。

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和田博物館。

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左は唐代の翡翠の猿と書いてある。右は清代の翡翠のはんこ。

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この男性のミイラは何時代か分からなかった。

ちなみに、近くにあった女性のミイラは五代十国時代(907-960年)だった。

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夕食はお腹によいものにしたかったが、きれいなお店が見つからなかったので、ファーストフードにした。お腹がよくないのになんとなくコーヒーを選ぶという大失敗。 

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和田空港へ

和田空港までは市内からタクシーで言い値で30元。

4回タクシーに乗ったが、和田のタクシーはかなり良心的だった。

 

和田空港では、チェックインバッグ(預け入れ荷物)にニカド電池の電動ひげ剃りを入れていた。チェックインカウンターのすぐ後ろに預け入れ荷物の検査機があり、すぐに検査機に通される。他の中国の空港では指摘されたことはないのだが、機内持ち込みにしろと言われてしまった。以前、和田発の飛行機でハイジャック事件が起きたことなども影響しているのだろうか・・・。

電動ひげ剃りをバッグから出したあと、「その荷物は日本人のだからそのまま通せ」と係員たちが言っていたので笑ってしまった。中国人はもっと検査が厳しいのだろうか・・・。

 

和田空港の待合室。21時だが、外はまだ明るい。

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和田23:30発の便で烏魯木斉へ戻り、烏魯木斉空港近くのホテルに宿泊した。

翌日は午後の便で伊寧に向かった。